アンチェロッティ監督、CL初戦で激突のセルティックを警戒「非常に攻撃的なチームだ」

　レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、現地時間6日に行われるチャンピオンズリーグ（CL）・グループF開幕節セルティック戦に向けての意気込みを語った。5日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

　昨シーズンのCLで史上最多となる通算14回目の欧州制覇を成し遂げたレアル・マドリード。連覇を目指す今季はグループFに振り分けられ、ライプツィヒ、セルティック、シャフタールとグループステージ突破を賭けて争うことになる。現地時間6日に行われる開幕節では、日本人選手4人（古橋亨梧、前田大然、旗手怜央、井手口陽介）を擁するセルティックと敵地で対戦する。

　対戦を前にアンチェロッティ監督は、セルティックの印象と試合にかける意気込みを次のように語った。

「タフな試合になるだろう。彼らは好調で、パフォーマンスも良く、非常に高いインテンシティでプレーしている。非常に攻撃的なチームだ。おそらくサッカーのスタイルややり方を変えてくることはないだろう。我々の守備は非常に強固で、その点についての心配はしていない。攻撃と守備をしっかりとやる必要があると理解しているし、明日はそうするつもりだよ。良いスタートを切る準備と心構えはできている」

　また、同監督はグループFについても言及。「それぞれのチームについてはよく知っているよ。簡単なグループではない。大会の序盤は驚くような結果が出ることがある。実際に我々も昨年はホームでシェリフ（モルドバ）に敗れた。他のチームのことはリスペクトしているし、きっと互角の戦いになるだろう」と警戒感を口にした。

　ブックメーカーの今季の優勝予想では5番手になっているというレアル・マドリード。そのことについて問われたアンチェロッティ監督は、「驚いてはいない。昨年はオッズがそれほど良くなかったのに優勝できたのだから、良い兆候だと考えているよ」とコメントした。

　注目の一戦セルティックvsレアル・マドリードは、日本時間7日の午前4時にキックオフを迎える。