W杯ではオランダ代表の10番を背負ったデパイ [写真]＝Getty Images
アトレティコ・マドリードは、バルセロナに所属するオランダ代表FWメンフィス・デパイの獲得に向けて動き出したようだ。10日、スペインメディア『カデナ・セール』が報じている。
アトレティコは、今シーズン終了までの期限付き移籍でJ・フェリックスをチェルシーへ放出することが決定的に。しかし、契約に買い取りオプションは付帯しておらず、クラブは来季以降J・フェリックスを主軸として起用する意向の模様だ。そのため、今冬の移籍市場では、23歳のアタッカーの穴を今季終了まで短期的に埋める戦力を探しているようだ。
そして、アトレティコにとって最も優先順位が高いターゲットだと考えられているのが、バルセロナで出場機会を失うデパイ。ロベルト・レヴァンドフスキの加入や自身の負傷離脱により、今季ラ・リーガではわずか2試合の出場にとどまる28歳は、来夏にバルセロナとの契約が満了する。今冬アトレティコに半シーズンの期限付き移籍で加入し、フリーとなる来夏に再び新たなクラブを探すという流れが現実味を帯びているようだ。
また、移籍市場に詳しい記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、アトレティコはすでにデパイ獲得に向けてバルセロナにコンタクトを取った模様。今週中にも交渉を開始し、最初のオファーを提示するものと見られている。なお、アトレティコ側はデパイの説得に自信を持っているとされ、バルセロナとのクラブ間交渉が移籍実現へのカギを握るようだ。
By サッカーキング編集部
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