トップチーム初得点を挙げたMFアリバス [写真]=Getty Images
レアル・マドリードのスペイン人MFセルヒオ・アリバスが、8日に行われたFIFAクラブワールドカップモロッコ2022・準決勝アル・アハリ(アフリカ)戦を振り返った。同日、スペイン紙『アス』が伝えている。
2月1日に幕を開けたクラブW杯に“欧州王者”として臨むレアル・マドリードは8日に初陣を迎え、アル・アハリと対戦。試合はFWヴィニシウス・ジュニオールとMFフェデリコ・バルベルデのゴールで2点のリードを得ると、一時は1点差に詰め寄られたものの、後半アディショナルタイムにFWロドリゴとMFセルヒオ・アリバスがダメ押し点を決めて、4-1で勝利し、決勝戦へと駒を進めた。
後半アディショナルタイムに途中出場したアリバスは、その直後に4点目を決めて、カルロ・アンチェロッティ監督の期待に応えた。このゴールが、トップチームでの初ゴールとなった同選手は「ファーストタッチがゴールになったよ。日頃から応援してくれているみんな、家族、チームメイトに感謝の気持ちでいっぱいだ」と口にしつつ、「クロスが(ゴール前に)上がったのを見て、こぼれ球に備えてポジションを取り直した。セカンドプレーを狙うことを意識していたからね。少しコントロールをミスったけど、うまく持ち直して、幸運にもゴールを決めることができた」と数秒先のプレーへと意識を巡らせたことで生まれたゴールを振り返った。
また、アリバスは「みんなに(今日のシャツに)サインをお願いしたんだ。僕にとっては、とてもいい思い出。デビュー戦のものと一緒に、額縁に入れて飾ろうと思う。それに、家族と恋人にメッセージを綴ったよ。彼らにこのゴールを捧げる。だって、彼らのおかげなんだ」と告白。続けて「熱意と感動を込めて…。トレーニングセッションを楽しもう」とさらなる飛躍に向けて意欲を示している。
今年1月にトップチームデビューを飾り、そしてついに初ゴールまで決めたアリバス。“白い巨人”に現れた新星の飛躍に大いに期待だ。
By サッカーキング編集部
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