ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが6日に国立競技場行われた“古巣”バルセロナとのフレンドリーマッチ(0-2●)を終え、現在の心境などを語った。
7月1日に行われるJ1第19節の札幌戦を最後に退団することを発表しているイニエスタは、先発出場して81分までプレー。試合後のフラッシュインタビューでは、「ここに集まってくれたファンの皆さんのためにも嬉しい一日ですし、自分たちが天皇杯を掲げた特別なスタジアムでこの試合ができたことを喜んでいます」とコメント。率直な思いを口にした。
また、自身の古巣と対戦し、選手交代の際に盟友でもあるシャビ・エルナンデス監督と抱擁を交わしたことについて問われると、「自分にとってはすごく特別な一日でしたし、バルサが強行スケジュールで来てくれたことに本当に感謝しています。何より、皆んなにとって楽しい一日となったことが嬉しいです」と語り、リーグ戦終了直後に来日した古巣への感謝を述べた。
そして最後に、ファンやサポーターへのメッセージを求められると、「自分と自分の家族を愛情とリスペクトを持って迎え入れてくれて本当に感謝しています。日本は自分にとっての家のようなものですし、それはこれからも変わりません。本当にありがとうございました」と感謝の思いを伝えた。
試合後には、バルセロナからイニエスタにサイン入りのユニフォームがシャビ監督から手渡され、両チームの選手たちによる記念撮影も実施。その後にはサポーターの元を訪れ、目に涙を浮かべながら挨拶を行う場面も見られた。
By サッカーキング編集部
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