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「ブスケツの『5』よりも、イジャラメンディの『4』」 スビメンディがソシエダに忠誠を誓う

2023.06.13

スビメンディが今一度、クラブに忠誠を誓う [写真]=Getty Images

 レアル・ソシエダのスペイン代表MFマルティン・スビメンディが今一度、“ラ・レアル”に忠誠を誓った。12日、地元紙『エル・ディアリオ・バスコ』が伝えている。

 1999年2月2日生まれのスビメンディは現在24歳。サン・セバスチャンで産声をあげた同選手は、2011年に地元のレアル・ソシエダに入団した。『スビエタ』で成長を重ねていくと、2019年4月に念願のトップチームデビュー。その後はアンカーのポジションで“羅針盤”としてチームを勝利へと導いてきた。ここまで公式戦通算143試合に出場し、2019-20シーズンのコパ・デル・レイ優勝(決勝戦が1年延期)にも貢献している。

 そんなスビメンディに対しては、昨夏より複数のビッグクラブが関心を示していた。とりわけ、当時からMFセルヒオ・ブスケツの退団が取り沙汰されていたバルセロナは同選手獲得に向けて本腰を入れていたようだ。それでも昨年10月、スビメンディはレアル・ソシエダとの契約を2027年夏まで延長。また、「穏やかな夏になる」や「去りたいと思ったことは一度もない」などと、度々クラブ残留の意思を語っていた。

 今月4日に行われたラ・リーガ最終節セビージャ戦(⚪︎2-1)後には、今季限りでレアル・ソシエダを退団する主将MFアシエル・イジャラメンディが自身の背番号『4』をスビメンディへと継承。ブスケツのバルセロナ退団が決まったことで、再びバルセロナ移籍報道が加熱していたなか、事実上の残留決定に。さらに12日、『エル・ディアリオ・バスコ』にて「セルヒオ・ブスケツの『5』よりも、アシエル・イジャラメンディの『4』を受け継ぐ方がモチベーションが上がる」と断言。これまでは迂遠的な言い回しをしてきたが、ここにきて直接的な発言で移籍報道を一蹴した。

 シャビ・アロンソやイジャラメンディといったレアル・ソシエダの名選手が背負った『4』を受け継ぐスビメンディ。“羅針盤”が指すクラブ残留のその先は、“ワン・クラブ・マン”の未来へと続いているのだろうか。

By サッカーキング編集部

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