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アトレティコ、“リベリアの怪人”の実子に興味…攻撃陣の去就次第では獲得に本腰か

2023.06.21

アトレティコの補強リストに載っているFWティモシー・ウェア [写真]=Getty Images

 アトレティコ・マドリードは、リールに所属するアメリカ代表FWティモシー・ウェアの獲得に興味を示しているようだ。20日、スペイン紙『アス』が報じている。

 2000年2月22日生まれのティモシー・ウェアは現在23歳。アフリカ人選手唯一のバロンドーラーで、“リベリアの怪人”の異名を取るジョージ・ウェア氏の実子である同選手は、パリ・サンジェルマン(PSG)でプロキャリアをスタートさせると、2019年夏にリールに加入した。実父と同様に複数ポジションをこなすことができ、今シーズンはサイドバックとしてもプレー。序盤戦は負傷離脱したものの、公式戦32試合に出場し2アシストを記録している。また、昨年11月のカタールW杯ではアメリカ代表として全4試合にスタメン出場した。

 そんなティモシー・ウェアに対して、アトレティコ・マドリードが興味を抱いているようだ。『アス』によると、今夏の移籍候補者リストに同選手の名前が載っているとのこと。しかしながら、「この取引は単純なものにはほど遠いものになるだろう」と指摘。この移籍市場における同クラブのロードマップは「不必要な出費をせず、質の高い補強でチームに栄養を与えること」と決まっており、今現在は守備的ミッドフィルダーを最優先ターゲットに定めているからだと報じている。

 ただ『アス』は、MFサウール・ニゲスの去就は宙に浮いており、加えて、クラブ退団が濃厚と見られているMFヤニック・カラスコとFWジョアン・フェリックス次第では、ティモシー・ウェア獲得というオプションは勢いを増すだろうと併せて伝えた。

 なお、欧州5大リーグの複数クラブがティモシー・ウェアに関心を寄せており、セリエAからはユヴェントスが名乗りを挙げる準備を整えているようだ。

By サッカーキング編集部

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