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レアル側から延長オファーも…セバージョス、去就の答えは未だに出ず? 懊悩の種はベリンガムか

2023.06.21

去就に対する答えを出せていないMFセバージョス [写真]=Getty Images

 レアル・マドリードのスペイン代表MFダニ・セバージョスは、未だに自身の去就に対する答えを出せていないようだ。20日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 1996年8月7日生まれのセバージョスは現在26歳。ベティスの下部組織出身で、2014年にトップチームデビューを果たした。その後は背番号『10』を託されるなど本格ブレイクを遂げると、2017年夏にレアル・マドリードに加入。2019年夏からのアーセナルへの2シーズンのレンタル移籍を挟み、2021年夏に復帰した同選手は、今シーズンの公式戦49試合に出場し1得点9アシストを記録している。

 レアル・マドリードとの契約が今夏に満了を迎えるセバージョスだが、未だに自身の去就に対する答えは出ていないようだ。『マルカ』によると、セバージョスは、すでにクラブ側から契約延長オファーを受けており、条件にも満足しているものの、正式な返答には至っていないとのこと。レアル・マドリードは辛抱強く待っており、選手本人がどのような決断を下そうとも理解を示すだろうと報じている。

 ここまでセバージョスを懊悩させる種は、今夏に加入が決まったMFジュード・ベリンガムという。現時点で中盤は、MFエドゥアルド・カマヴィンガやMFフェデリコ・バルベルデらが揃っており、さらにMFトニ・クロースとMFルカ・モドリッチが契約延長間近と伝えられている。『マルカ』は、この絢爛豪華なスカッドに19歳の逸材が加わることは、同選手の決断のプロセスにおいて大きなウェイトを占めるものと指摘。また、“古巣”ベティスを筆頭にラ・リーガ複数クラブやインテルからも関心を寄せられているようだ。

 レアル・マドリードとの契約延長に近づいてはいるが、最終的な決断を下せていないセバージョス。“プレー時間の確保”を最重要と考えている同選手はこの夏、熾烈なポジション争いに挑むことになるのだろうか。それとも、新天地での冒険を始めることになるのだろうか。

By サッカーキング編集部

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