アル・ヒラルからオファーが届いていたと明かされた久保建英 [写真]=Getty Images
レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英に、アル・ヒラルから驚愕なオファーが舞い込んでいたようだ。30日、スペイン紙『アス』が伝えている。
2022-23シーズンは、リーグ戦35試合に出場して9ゴール5アシストを記録するなどクラブのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に大きく貢献した久保。ファン投票による年間最優秀選手(MVP)にも選出されるなど、成長著しい“日本の至宝“だが、サウジアラビアのアル・ヒラルが久保の獲得に向けてオファーを提示していたことが判明した。
報道によると、アル・ヒラルは移籍金として6000万ユーロ(約94億円)を準備していたほか、久保には年俸4000万ユーロ(約63億円)を提示していた模様で、同クラブは4年契約を望んでいたため、給与総額は驚異の1億6000万ユーロ(約252億円)という“天文学的“なオファー内容になっていたことが報じられている。
それでも、久保は今回の提案を迷いなく拒否した様子。ナポリからの関心も報じられる同選手だが、年齢が若く、レアル・ソシエダに自分の居場所を見出しており、現時点では金銭面がキャリアの優先事項ではないことから、移籍を望んではいないことが伝えられている。
過去に4度、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制覇するなどアジア屈指の強豪として知られるアル・ヒラルは、今年5月に浦和とACL決勝で激突し、惜しくも優勝を逃す結果となった。アジア王者奪還を目論む同クラブは、ポルトガル代表MFルベン・ネヴェスとセネガル代表DFカリドゥ・クリバリの加入を発表しているが、久保の獲得は失敗に終わったようだ。
By サッカーキング編集部
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