アトレティコの現ロゴ(左)と旧ロゴ(右) [写真]=Getty Images
アトレティコ・マドリードは6月30日、2024-25シーズンからのエンブレム変更を発表した。
アトレティコ・マドリードは伝統的に、マドリードの街を象徴するクマとイチゴノキをエンブレムに採用。2017年から使用している現在のエンブレムにもその要素は残されているが、カラーを赤、白、青の3色のみに減らしたモダンなデザインとなっている。
ファンの間ではエンブレムに関する議論が続き、2021-22シーズンに着用された記念ユニフォームで旧エンブレムが採用されたこともエンブレム復帰運動を盛り上げるきっかけに。今年はじめに行われたクラブとソシオの代表者会議でもエンブレム変更に関する協議が行われていた。
そして、アトレティコ・マドリードは6月28日から、約14万人のソシオを対象に、現デザインを維持するか、旧デザインを復活するかを問うソシオ投票を実施。会員の約56パーセントが投票に参加し、投票参加者の88.68パーセント(ソシオ全体の49.61パーセント)が旧デザインを選んだという。
アトレティコ・マドリードは投票の結果を受け、2024年夏からかつてのエンブレムを復活させることを決定。「複雑かつ大規模で費用のかかるプロセスですが、理事会はこれに全力を尽くします。物理的メディア(スタジアム、アカデミー本部、看板)、バーチャル環境、ソーシャルネットワーク、アプリ、ウェブサイト、ライセンシー(4000以上の参照先から提供される数百万の製品)、サードパーティメディア(世界中のテレビ、大会、ビデオゲーム)で表示できるように必要な措置を講じるとともに、テクニカルスポンサーであるナイキと協力し、2024-25シーズンのキットにエンブレムを表示できるようにします。キットはすでに製造中であり、ファーストの赤と白のキットのデザインは、すでに社会委員会の初会合で承認されています」と声明を発表した。
By サッカーキング編集部
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