ブラヒム・ディアスにとっては2019-20シーズン以来のレアル・マドリード復帰に [写真]=Icon Sport via Getty Images
レアル・マドリードに所属しているスペイン人MFブラヒム・ディアスが、クラブ公式チャンネル『レアル・マドリードTV』にて、2023-24シーズンに向けてトレーニングをスタートさせたチームの印象を語った。
B・ディアスは2019年冬の移籍市場でマンチェスター・Cからレアル・マドリードに加入したが、安定した出場機会を確保することはできず、2020年夏にミランへとレンタル移籍した。翌年夏にはミランへのレンタル移籍期間を2年間延長。2020-21シーズンからは背番号10を託され、同シーズンのセリエA制覇や翌シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)ベスト4入りに貢献した。
迎えた今夏、満を持してのレアル・マドリード復帰が決定。かつてと同じ背番号21を任され、一回り成長した姿でレアル・マドリードでの定位置争いに臨む。既にチームに合流しているB・ディアスは「復帰してここまでは上手くいってるね。以前からこのクラブにいたチームメイトもいれば、新たに顔を合わせる選手もいるけど、どちらとも素晴らしい関係を築けている。ここにいたいと思っていたから、今はとても幸せさ」と率直な心境を吐露。「確かにトレーニングは非常にハードだけど、それを求めていたんだ。僕は好きだよ。チーム良い状態にあるし、お互いの特徴をより深く知るための試合が待ち遠しい。シーズンが開幕してからできる限り早くリズムに乗るためにも、今のトレーニングは順調に進んでいると思う」と明かした。
また、B・ディアスはレアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督にも言及。「監督からは、常に楽しんで、自分らしさを発揮し、ベストを尽くすように言われている。僕も自分の持っている力を発揮してチームを助けたいし、ここにいる数々の偉大な選手たちから多くを学びたい」と語ると、「アンチェロッティと一緒に仕事ができることをとても嬉しく思う」と続け、指揮官への信頼を口にした。
ドレッシングルームの様子について「団結力のある集団だと感じられるね。家のような心地良さだ。同時に、それぞれの選手たちが勝ち続けたいというハングリー精神を持っている」と話したB・ディアスは、新シーズンに向けて「僕らは勝ち続けなければならない。ここはマドリーなんだから」と意気込んでいる。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト