アル・ナスルへの移籍が噂されるラングレ [写真]=Getty Images
バルセロナに所属しているフランス人DFクレマン・ラングレにサウジ・プロフェッショナルリーグ(SPL)移籍の可能性があるようだ。2日、スペイン紙『スポルト』が報じている。
現在28歳のラングレは、ナンシーの下部組織出身。セビージャを経て、2018年夏からバルセロナでプレーし、公式戦通算160試合に出場していたが、序列が下がった影響で、昨夏にトッテナムへと1年間の期限付き移籍を果たした。昨季は公式戦35試合出場で1ゴール2アシストを記録したが、期限付き移籍期間満了に伴い、トッテナム退団が発表されている。
そんなラングレだが、所属クラブであるバルセロナの来季の構想には入っておらず、今夏での退団が濃厚と見られている。そんななか、今回の報道によると、サウジアラビアのアル・ナスルがラングレの獲得に興味を示している模様で、移籍金として1500万ユーロ(約23億円)を準備しているとのこと。また、アル・ナスルはラングレに対して2026年までの3年間の契約を用意しており、年俸は現在の受け取っている金額を維持する意向だという。
ラングレの獲得を狙うアル・ナスルは、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが在籍していることでも知られており、今夏の移籍マーケットではインテルからクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾヴィッチ、RCランスからコートジボワール代表MFセコ・フォファナ、マンチェスター・Uからブラジル代表DFアレックス・テレスを完全移籍で獲得している。果たして、アル・ナスルはラングレを新加入選手としてチームに加えることとなるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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