アル・アハリ移籍が決まったガブリ・ベイガ [写真]=Getty Images
アル・アハリがセルタからU-21スペイン代表MFガブリ・ベイガを完全移籍で獲得した。26日、両クラブが発表した。
契約期間は2026年夏までの3年間。スペイン紙『アス』によると、移籍金は3500万ユーロ(約55億円)となり、セルタ史上最高額での売却となるようだ。
ベイガは2002年5月27日にガリシア州のオ・ポリーニョで生まれ、同州を代表する名門セルタのカンテラに入団。2020年9月にトップチームデビューを果たした。昨シーズンにトップチームへの昇格を果たすと、公式戦40試合の出場で11得点4アシストを記録。マンチェスター・シティやパリ・サンジェルマンなど多くのビッグクラブからも注目を集める存在となった。
しかし、セルタとの契約に設定されていた契約解除金4000万ユーロ(約63億円)を支払おうとするクラブはなかなか現れなかった。ナポリが総額3600万ユーロ(約57億円)でセルタとのクラブ間合意に達したものの、個人合意に達することができず、ベイガはアル・アハリへの電撃移籍が決まった。
スペイン紙『マルカ』によると、ナポリは契約解除条項のない6年契約をベイガに提示。しかし、ベイガは主力の売却に消極的な同クラブで長期間を過ごすことに難色を示して、セリエA王者への移籍に首を縦に振らなかったと見られている。一方で、アル・アハリは比較的短い3年契約に加え、3年間で総額約3000万ユーロ(約47億円)の報酬を用意。この2つの条件が、ベイガの希望と合致したようだ。
By サッカーキング編集部
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