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モドリッチがレアル残留の決め手を告白「過去の実績で留まることではなかった」

2023.09.08

レアル・マドリードでプレーするモドリッチ [写真]=Getty Images

 レアル・マドリードに所属するクロアチア代表MFルカ・モドリッチが、今夏に同クラブと締結した新契約について言及した。7日、クロアチア紙『Sportske』が伝えている。

 長らく“白い巨人”の中心選手として活躍しているモドリッチは、6月にレアル・マドリードとの契約更新に合意。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏が、アル・ヒラルから年俸2億ユーロ(約315億円)の3年契約が届いたと報じるなど、去就に注目が集まっていた同選手は、今シーズンも背番号「10」を背負いレアル・マドリードでプレーしている。

 同紙のインタビューに応じだモドリッチは、「残留の唯一の条件は、自分がこれまでと同じように競争力のある選手として扱われることであり、過去の実績で留まることではなかったんだ」と述べながら、公平な扱いを受けることがクラブに残る条件であったと主張。「2カ月前に代表チームで2回120分間プレーした。つまり、体力的には以前のレベルでプレーできるということだ。だからこそ僕は残りたかったし、クラブも監督も僕のステータスは何も変わらないと言ったので、契約したんだ」と当時を回想した。

 また、ラ・リーガ開幕から最初の3試合がベンチスタートとなったことに対しては、「メンバーから外れたとき、誰も幸せな気持ちにはならない。結局のところ、僕のキャリアの中で3試合連続でベンチスタートだったことがあったかは定かではないが、その感覚は特に奇妙だった」とコメント。一方で、「でも、監督は自分の判断でそれを決めたんだ。僕はそのせいで沈んだり、よろめいたりすることはまずあり得ない」と指揮官の決断に一定の理解を示している。

 さらに、他クラブからの獲得オファーについては、「以前にもオファーはあった」と打診の存在を認めつつ、「しかし、僕の基本的なビジョンは、2012年から今日に至るまで、常に第一に『レアル・マドリード』だ。たまたまクラブが僕について別の考えを持った場合にのみ、他の選択肢を検討する。過去11年間の僕の行動は、これを明確に裏付けている」と主張。あらためてレアル・マドリードへの強い思いを示した。

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By サッカーキング編集部

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