バルセロナはホームでグラナダに勝ち切れず [写真]=Getty Images
ラ・リーガ第24節が11日に行われ、バルセロナとグラナダが対戦した。
今季はここまで15勝5分3敗の成績を残し、現在3位につけるバルセロナ。1月24日に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準々決勝のアスレティック・ビルバオ戦(●2-4)、27日に行われた第22節ビジャレアル戦(●3-5)の2連敗後、シャビ・エルナンデス監督が今季限りでの退任を発表してからは、ラ・リーガ2連勝と勢いを取り戻している。優勝争いに加わるためにはできる限り多くの勝ち点「3」が求められる中、今節は降格圏に沈むグラナダをホームに迎える。
バルセロナは、背中の負傷により離脱が続いていたGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが、昨年11月の第13節アラベス戦(○2-1)以来のピッチに戻ってきた。イルカイ・ギュンドアン、ペドリ、ロベルト・レヴァンドフスキといった面々もスターティングメンバーに並び、17歳のセンターバックであるパウ・クバルシも3試合連続で先発に名を連ねる。アンドレアス・クリステンセンが“ピボーテ”の位置に入った。一方、グラナダはファクンド・ペリストリ、セルヒオ・ルイス、ミルト・ウズニらがスタメンに入っている。
試合は立ち上がりから両チームともにシュートまで持ち込むシーンを作ったが、14分にホームチームが均衡を破る。敵陣左サイドでクリアボールを拾ったジョアン・カンセロが横へ預けると、ペドリ、フレンキー・デ・ヨングを経由してボックス左でリターンパスを受ける。切り返しから右足でクロスボールを送ると、最後はファーサイドへ詰めていたラミン・ヤマルがダイレクトで押し込んだ。前回対戦では16歳と87日でラ・リーガ最年少ゴールをマークしたヤマルが、ホームでの“リターンマッチ”でもゴールを決め、バルセロナが先手を取った。
前半はこのままバルセロナがボールを握ったものの、追加点を挙げるには至らない。すると43分、グラナダは右サイドでボールを受けたペリストリが縦へ突破し、マイナスへ折り返す。このボールがボックス右へ走り込んだリカール・サンチェスにピタリと合い、ダイレクトでニアサイドを撃ち抜いた。グラナダが試合を振り出しに戻し、前半はこのまま1-1で終了した。
後半に入ると、先にゴールネットを揺らしたのはグラナダだった。60分、グラナダは自陣右サイドからボールを繋いで前進していくと、大外の高い位置を取ったR・サンチェスがクロスボールを送る。ボックス内で先にクバルシが触ったものの、うまく処理しきれずにファーサイドへボールが流れると、待っていたウズニがダイレクトで折り返す。最後はファーサイドで待っていたペリストリが押し込み、グラナダが試合をひっくり返した。
だが、ホームで負けるわけにいかないバルセロナも即座に反撃へ。63分、敵陣へ押し込んだ状態でボールを繋ぐと、左サイドで前を向いたカンセロが右足で斜めの方向へ浮き球のボールを供給。ボックス左手前でこのボールに反応したギュンドアンがダイレクトで落とすと、反応したレヴァンドフスキがワントラップから右足で仕留める。今季は苦しんでいた“ピチーチ”が2試合連続ゴールで、今季のラ・リーガでの得点数を2桁に乗せる。バルセロナが反撃の狼煙を上げた。
グラナダはリードの時間が長く続かず、落胆しているかに思われたが、失点直後の66分に再び前に出る。敵陣右サイドで得たフリーキックの跳ね返りを拾うと、フェトゥ・マウアサが左足でアーリークロスを供給。ボックス中央で高く飛んだイグナシ・ミケルが強烈なヘディングシュートを叩き込み、グラナダが勝ち越しに成功した。
その後、同点を目指すバルセロナはなかなか決定機らしいシーンを作り出せなかったが、終盤に差し掛かった80分に“若きエース”が躍動。敵陣中央で前を向いたペドリがくさびのパスを入れると、相手にブロックされたものの、このボールを自ら回収。フェルミン・ロペスを経由して左サイドでボールを受けたハフィーニャが高い弾道のクロスボールを入れるも、待っていたヤマルにはうまく通らない。それでも、ヤマル自ら素早い切り替えでボールを奪い返し、ボックス手前から左足一閃。強烈な一撃をニアサイドに突き刺し、バルセロナが同点に追い付いた。
後半アディショナルタイムには途中出場のマルク・ギウやレヴァンドフスキがゴールに迫る場面を作ったものの、待望の勝ち越しゴールを挙げることはできず、試合はタイムアップ。今節は他会場で2位のジローナがレアル・マドリードとの首位決戦で敗れたため、勝ち点差を縮めるチャンスだったが、ホームで勝ち点「1」の積み上げに留まった。今季3度目のラ・リーガ3連勝を逃している。一方、グラナダは残留に向けて貴重な勝ち点「1」を持ち帰ることに成功した。
次節、バルセロナは17日に敵地でセルタと、グラナダは18日にホームでアルメリアと、それぞれ対戦する。
【得点者】
1-0 14分 ラミン・ヤマル(バルセロナ)
1-1 43分 リカール・サンチェス(グラナダ)
1-2 60分 ファクンド・ペリストリ(グラナダ)
2-2 63分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)
2-3 66分 イグナシ・ミケル(グラナダ)
3-3 80分 ラミン・ヤマル(バルセロナ)
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