バルセロナを率いるシャビ監督 [写真]=Getty Images
バルセロナの指揮官を今シーズン限りで退任するシャビ・エルナンデス監督が、韓国代表指揮官への就任オファーを拒否していたようだ。23日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。
1月27日に行われたビジャレアル戦での敗戦後に、「この状況は方向転換に値するものであり、クレとしてこの状況を続けることはできない」と今シーズン終了後の退任を表明していたシャビ監督。だが、今季開幕から不安定な戦いぶりを露呈していたクラブは、この発言以降の公式戦13試合で無敗を記録するなど復調を遂げることに。チャンピオンズリーグでの準々決勝敗退や“エル・クラシコ”での敗戦があったものの、ジョアン・ラポルタ会長やデコSD(スポーツディレクター)らクラブ幹部はシャビ監督の続投を希望し、4月25日にバルセロナは公式会見にて同氏が来シーズンも引き続き指揮を執ることを発表した。しかし、フロント陣は一転してシャビ監督の解任を決断し、24日には正式に今季終了後の退任が発表された。
そんななか、同紙によると1月の退任表明から数週間後、シャビ監督に対してユルゲン・クリンスマン前監督を解任した大韓サッカー協会が、韓国代表指揮官への就任を打診していたと報道。なお、シャビ監督は関心に感謝を示したが、大韓サッカー協会からのオファーを断ったと報じている。
By サッカーキング編集部
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