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バルサ、ソシエダの“中盤の要”ミケル・メリーノに関心か…デコSDが能力を高く評価?

2024.06.06

レアル・ソシエダで活躍するメリーノ [写真]=Getty Images

 バルセロナレアル・ソシエダ所属のスペイン代表MFミケル・メリーノに関心を寄せているようだ。5日、スペイン紙『スポルト』が伝えている。

 2023-24シーズンを屈辱の無冠で終えたバルセロナは、当初続投を発表していたシャビ・エルナンデス監督の解任を決断し、ハンジ・フリック新監督を招へい。現役時代に黄金期を築いた“レジェンド”と決別し、59歳のドイツ人指揮官の下で再出発を切ることとなった。

 そんな同クラブは、来る新シーズンに向けて今夏の移籍市場での戦力拡充を計画中。クラブの財政状況は依然として逼迫しているものの、バイエルン所属のドイツ代表MFジョシュア・キミッヒ、マンチェスター・シティ所属のポルトガル代表MFベルナルド・シルヴァ、アスレティック・ビルバオ所属のスペイン代表FWニコ・ウィリアムズらへの関心が報じられている。

『スポルト』によると、バルセロナは中盤の獲得候補としてメリーノにも関心を寄せているとのこと。デコSD(スポーツディレクター)は同選手の能力やレアル・ソシエダでの活躍を高く評価しており、フリック新監督の戦術にも適応すると考えているようだ。熱烈な関心が報じられているキミッヒと同じく現行契約は2025年6月末まで残っているものの、より安価での獲得が見込めることから、実際にオファーの提示に踏み切る可能性があるという。

 現在27歳のメリーノはオサスナの下部組織出身で2014年夏にトップチームへ昇格。その後はドルトムントとニューカッスルを経て、2018年夏にレアル・ソシエダへ完全移籍で加入した。以降は同クラブの中盤の主軸として活躍しており、ここまで公式戦通算242試合に出場し27ゴール30アシストを記録。在籍6年目の2023-24シーズンも公式戦45試合の出場で8ゴール5アシストという成績を残した。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、バルセロナがメリーノ獲得に興味を示していることを認めている。既存戦力の放出等で補強資金を捻出できた場合には、獲得に乗り出す可能性が高そうだ。

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By サッカーキング編集部

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