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クラブ内での評価は高いが…DFクンデ、 財政状況次第ではバルセロナ退団の可能性? アル・イテハドが関心寄せる

2024.06.08

サウジアラビアから関心を寄せられるDFクンデ [写真]=Getty Images

 バルセロナに所属するDFジュール・クンデに、アル・イテハドが関心を寄せているようだ。7日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 先日、ジョアン・ラポルタ会長から賛辞を送られていたジュール・クンデ。しかしながら、クラブの財政状況が逼迫すれば、今夏の移籍市場で売りに出される可能性も否定できないという。ロナルド・アラウホやイニゴ・マルティネス、そしてラ・マシアのパウ・クバルシの台頭。さらにはエリック・ガルシア(ジローナ)らレンタル組を含めると、バルセロナは8名ものセンターバックを抱えていることになる。ハンジ・フリック新監督とデコSD(スポーツディレクター)が、まず解決すべき問題として同ポジションの人員整理が挙げられ、市場価値を持っている同選手(4500万ユーロ:約76億円)の退団も起こり得るかもしれない。

 そんな中、クンデにアル・イテハドが関心を寄せているようだ。『マルカ』によると、元バルセロナのラモン・プラネス氏がSDを務めるサウジアラビアのクラブは、今夏にセンターバックのポジションを補強したいと考えており、その候補者としてクンデに狙いを定めているとのこと。特に、アル・イテハドのマルセロ・ガジャルド監督が同選手を気に入っている他、サウジアラビアのサッカーにもすぐに適応できると見ていることを伝えている。

 また『マルカ』は、対するプラネスSDが推すのはロナルド・アラウホと指摘。ただこれは、「難しい作戦」という見方だ。バルセロナ側は法外なオファーが届かない限りは耳を傾けるつもりがないと前置きしつつ、以前にバルセロナ、あるいはタイトルを争える“ヨーロッパ”のビッグクラブでプレーすることと語っていた選手本人の決断がすべてだからと、明らかにしている。

 なお来週、ハンジ・フリック新監督とデコSDが新チームの編成に関するミーティングを実施するとのこと。同紙は「大きな変更はないだろうが、センターバックのポジションについては今現在、多くの選手を擁しているため、議論になることは間違いない」と見解を示した。

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By サッカーキング編集部

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