レアル・マドリードに所属するリュディガー [写真]=Getty Images
レアル・マドリードに所属するドイツ代表DFアントニオ・リュディガーに、サウジ・プロフェッショナルリーグ(SPL)のアル・ナスルが巨額オファーを提示する意向のようだ。11日、スペインメディア『El Chiringuiro』が伝えている。
現在31歳のリュディガーは、2011年にシュトゥットガルトのBチームでプロキャリアをスタート。翌年にトップチームへと昇格を果たすと、ローマでのプレーを経て、2017年夏にチェルシーへと完全移籍で加わった。加入初年度から定位置を確保し、クラブにとって2度目となるチャンピオンズリーグ(CL)獲得の原動力となるなど、最終ラインの主力として活躍。2022年からはレアル・マドリードに加入すると、昨シーズンはリーグ戦33試合に出場し、1ゴールをマークした。
加入後2シーズン目を迎えたリュディガーは、開幕から大車輪の活躍を披露。センターバックの負傷離脱が相次ぐなか、公式戦48試合に出場して守備陣を牽引。クラブの2年ぶりとなる通算36回目のラ・リーガ制覇や、通算15度目のCL制覇に大きく貢献した。
そんななか、同メディアはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドらを擁するアル・ナスルが獲得に関心を寄せていると指摘。リュディガーに対して、4年総額1億ユーロ(約169億円)の巨額オファーを提示する意向だと主張している。なお、レアル・マドリードとリュディガーの現行契約は2026年夏まで。一部メディアから現在の年俸が1875万ユーロ(約32億円)とも報じられている同選手だが、クラブと本人はどのような決断を下すことになるのか。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト