アスレティック・ビルバオは19日、右SBアンドニ・ゴロサベルの獲得を発表 [写真]=Getty Images
アスレティック・ビルバオは19日、アラベスから右SBアンドニ・ゴロサベルを完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2028年夏までの4年間となる。
ラ・リーガ屈指の攻撃的SBが“ロス・レオネス”に加わる。バスク州アラサーテ出身のゴロサベルは、1996年8月4日生まれの現在27歳。レアル・ソシエダのカンテラ育ちで、SDベアサインやレアル・ウニオンへのレンタル移籍を経た後、2017年夏にトップチーム昇格を果たした。果敢なインナーラップで出し手に選択肢を与え続けるなど、攻撃面で存在感を発揮し、クラブ在籍6年で公式戦通算146試合に出場。今シーズンからはアラベスに活躍の場を移すと、フィールドプレーヤーとして2番目のプレータイム（2882分／公式戦37試合）を記録していた。
アラベスとの契約は1年間だったため、フリートランスファーでのアスレティック・ビルバオ加入となるゴロサベル。4年契約を締結した同選手は、クラブ公式サイトにて「僕のキャリアにおける新たな挑戦だ。アスレティックは偉大なクラブであり、偉大な歴史がある。ラ・リーガとヨーロッパで常に上位に食い込もうと競い合ってきた。素晴らしい機会をもらえたから、ピッチで恩返しできたらと思うよ」としつつ、「アスレティックには美しい哲学があり、それは非常に価値のあるもの。競争し、タイトルを獲得できると示した。外からとても注目を集めているんだ」と“純血主義”に魅せられたことを明かした。
2024－25シーズンは、ラ・リーガとヨーロッパリーグを並行して戦うことになるアスレティック・ビルバオ。右SBのポジションでは、オスカル・デ・マルコスが不動の地位を築いているが、来年4月に36歳を迎える。先月に現行契約を1年間延長したものの、後任探しが急務となっていた中、迎え入れられたゴロサベルはどのようなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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