日本戦で2ゴールを決めたMFフェルミン [写真]=Getty Images
U-23スペイン代表のMFフェルミン・ロペス(バルセロナ)が、2日のパリオリンピック2024(パリ五輪)男子サッカー・準々決勝の日本戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
1992年のバルセロナ五輪以来となる金メダルを目指す“若きラ・ロハ”は、準々決勝でU-23日本代表と対戦。スペインはEURO2024にも出場した2選手が攻撃を牽引すると、11分にそのひとりのMFフェルミン・ロペスがパンチ力のあるシュートを突き刺して先手を奪った。さらに73分、デザインされたCKから同選手のアウトサイドにかけたボレーシュートが炸裂。終盤には決定的な3点目を加え、3-0で2大会連続となる準決勝に駒を進めている。
1点目のミドルは左足、2点目のボレーは右足とシュートセンスを遺憾無く発揮したフェルミン。試合後、マン・オブ・ザ・マッチに選出された同選手は「僕は右利きだけど、両足で打つことを心がけている」としつつ、「アウトサイドにかけるシュートも得意で、監督から求められていることのひとつでもあるんだ。だから練習をしているし、今日はそれがうまくいった。勝てたことを神に感謝したい」と努力の成果と振り返った。
また、8大会ぶりの金メダルまであと2つに迫った中、フェルミンは「自分たちを優勝候補とは見なしていないけど、このチームとこれまでやってきたハードワークは信じるに値する。モロッコも素晴らしいライバル。僕たちは良いレベルで戦い、勝利したいね」と意気込みを語っている。
U-23モロッコ代表と対戦する準決勝は5日に行われる。
By サッカーキング編集部
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