アル・ナスルに所属するラポルテ [写真]=Getty Images
レアル・マドリードは今夏、アル・ナスルに所属するスペイン代表DFアイメリク・ラポルテの獲得へ動く可能性があるようだ。9日付けでスペイン紙『アス』が報じている。
昨シーズン終了後、キャプテンを務めたDFナチョ・フェルナンデスがチームを去ったレアル・マドリードでは、守備陣の補強が必要とされており、ラ・リーガでのプレー実績もあるラポルテをリストアップしたとのこと。カルロ・アンチェロッティ監督も同選手を高く評価しており、獲得に向けてゴーサインを出しているという。
現在30歳のラポルテはアスレティック・ビルバオで頭角を現し、2018年にジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるマンチェスター・シティへと完全移籍。プレミアリーグやUEFAチャンピオンズリーグなどのタイトルを獲得し、2023年にアル・ナスルへ移籍した。先のEURO2024では6試合に出場し、スペイン代表の優勝に貢献している。
しかしながら、同紙はラポルテとアル・ナスルにあと2年の契約が残っていることが、レアル・マドリードにとって獲得が困難な要因であることも指摘。年俸は2400万ユーロ(約38億円)と見られ、マンチェスター・シティを退団した際には2700万ユーロ(約43億円)の移籍金が支払われたこともあり、今後レアル・マドリードとアル・ナスルは金銭面で折り合いをつける必要があると見られる。
果たして今夏ラポルテの欧州復帰は実現するのか、注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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