レアルからの関心が報じられた(左)ターと(右)ラポルテ [写真]=Getty Images
レアル・マドリードが最終ラインの補強に向けて複数選手の動向を注視しているようだ。11日、スペイン紙『アス』が伝えている。
ブラジル代表DFエデル・ミリトンが直近のオサスナ戦で負傷し、右ひざ前十字じん帯断裂および両半月板損傷と診断されたレアル・マドリード。年明けにはオーストリア代表DFダヴィド・アラバの復帰が見込まれているが、2シーズン連続で最終ラインの主軸が長期離脱を強いられたことを受け、センターバック(CB)の補強を本格的に検討しているようだ。
獲得候補の一人として名前が挙がったのが、アントニオ・リュディガーとドイツ代表でコンビを形成しているター。2015年夏に加入したレヴァークーゼンでここまで公式戦通算370試合に出場し、昨シーズンのブンデスリーガ無敗優勝にも大きく貢献した28歳だが、現行契約は2025年6月末で満了に。現時点で契約延長の可能性は低く、今シーズン終了後の退団が濃厚とも報じられている。
移籍市場に精通するドイツメディア『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者によると、ターは確かにレアル・マドリードの獲得候補リストに名を連ねており、1月にオファーが届く可能性もあるとのこと。同選手に対してはバイエルンも引き続き関心を寄せており、来夏の移籍市場でのフリートランスファーでの獲得を目指しているという。
なお、レアル・マドリードはアル・ナスル所属のスペイン代表DFアイメリク・ラポルテとライプツィヒ所属のフランス人DFカステロ・ルケバにも関心を寄せているという。一方で、クラブOBの元スペイン代表MFグティ氏が「右サイドバック、CBとしてプレーできるし、獲得のコストはゼロだ。昨季はセビージャに所属して、素晴らしいプレーを見せていた」と指摘した元スペイン代表DFセルヒオ・ラモス復帰の可能性は限りなく低いと『アス』は指摘している。
By サッカーキング編集部
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