バルセロナを率いるハンジ・フリック監督 [写真]=Getty Images
バルセロナを率いるハンジ・フリック監督がドルトムント戦を振り返った。11日、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節が現地時間11日に行われ、バルセロナは敵地『ジグナル・イドゥナ・パルク』でドルトムントと対戦した。序盤から一進一退の攻防が続いた一戦は52分にハフィーニャの先制ゴールを奪うも、60分にセール・ギラシのPKで同点に。その後、互いに1点ずつを加えて迎えた85分、ラミン・ヤマルのスルーパスを受けたフェラン・トーレスがこの日2ゴール目をマークし、バルセロナが3-2で勝利した。
壮絶な撃ち合いとなった上位対決を制し、破竹のCL5連勝を飾ったバルセロナはリーグフェーズの単独2位に浮上し、決勝トーナメントプレーオフ進出圏の24位以内が確定。試合後、フリック監督は「我々が成し遂げたことに満足している。前半は素晴らしかったし、失点後も安定していた。苦しんだとは思っていないし、失点は我々がミスが絡んだものだった」と振り返りつつ、次のように言葉を続けた。
「チームとしてのパフォーマンスは素晴らしく、称賛に値するものだ。良い試合をしたと思うし、得点こそできなかったが前半は最高の形だった。ドルトムントには非常に優れた選手がいて、ボールを握れば試合を作ることができる。だからこそ失点してしまったが、1-1になった後は安定して勝利を収めることができた。この勝利は非常に特別なものだ。両チームにとって多くのものがかかっていることは理解していたし、勝利して次のラウンドへ大きな一歩を踏み出すことができた。この勝利は我々に自信を与えるはずだ」
直近では開幕直後の勢いに陰りが見られ、リーグ戦では5試合で1勝2分2敗と安定感を欠いたパフォーマンスが続いていたバルセロナ。フリック監督はそのことについて「我々のチームは非常に若く、どのチームにもあまり良くない局面というのは訪れる。ベティスと引き分けた後には失望したが、我々は正しい道を進んでいる。自分たちの能力とプレー方法に自信を持たなければならない」と強調している。
なお、バルセロナはリーグフェーズの残り2試合でベンフィカ、アタランタと対戦する。
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By サッカーキング編集部
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