逆転勝利の立役者となったFWフリアン [写真]=Getty Images
アトレティコ・マドリードに所属するFWフリアン・アルバレスが、21日のレヴァークーゼン戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
チャンピオンズリーグ・リーグフェーズも佳境に差し掛かってきた中、アトレティコは第7節でレヴァークーゼンと対戦。しかし、MFパブロ・バリオスの一発レッドで早々に10人での戦いを強いられた後、前半終了間際に先制点を許してしまう。それでもこの逆境で真価を発揮したのが、アルバレスだった。
52分に個人技から同点ゴールを奪うと、相手にも退場者が出て迎えた後半アディショナルタイムに値千金の逆転ゴール。昨夏加入のアルバレスがチームに根付く“信じることを決して止めるな”の精神を体現し、アトレティコが2-1の勝利を収めた。
試合後、逆転勝利へと導くドブレーテを達成したフリアンは「勝ち点3がとても嬉しい。簡単ではなかったよ。試合で起こったすべてのこと…1人少なくなり、相手にゴールを決められたことなどを考えると、少々ネガティブな気持ちになったけど、謙虚に自分たちのプレーをすることで、同点に追いつき、10対10となって勝利のチャンスを活かすこともできた」と披瀝。さらに「この勝利はとても重要なもので、僕たちが取り組んでいることに自信を与えてくれる」と続けた。
また、ディエゴ・シメオネ監督の「采配が的中した」と口にした同選手は「素晴らしい夜。とても満足している。前半に1人少なくなって難しい試合だったけど、チョロ(シメオネ監督)は冷静さを保ち、団結するように指示した。チャンスは必ずやってくると予想していたんだ。実際にそうなったね」とコメント。そして、「これは努力と犠牲の証であり、僕たちは最後まで戦うということを他の試合でも示してきた」と、普段の姿勢が引き寄せた逆転勝利であることを強調した。
これで暫定3位となり、ラウンド16へのストレートインも現実味を帯びてきたアトレティコ。ただ、アルバレスは「もう1つ難しい試合が残っているけど、まずは週末のことを考えないといけない」とし述べ、「目標はチャンピオンか? 僕たちはそこまで先のことを考えていない。チームとして向上すること、そしてすべての大会でチャンスを得ることに目を向ける必要がある」と主張。“1試合1試合”という意識で戦っていく考えを口にした。
“信じることを決して止めるな”、“1試合1試合”というシメオネ監督のカラーに染まりつつあるアルバレス。すでに公式戦16得点と、マンチェスター・シティ時代のキャリアハイに迫る勢いだ。このままゴールを量産し続け、史上初のビッグイヤーをチームにもたらすことができるだろうのか。
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By サッカーキング編集部
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