CL敗退が決まったジローナ [写真]=Getty Images
ジローナを率いるミチェル監督が、22日のミラン戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
クラブ史上初のチャンピオンズリーグは、残すところあと1試合となった。昨シーズンのラ・リーガにサプライズを起こし、欧州最高峰への出場権を獲得したジローナは、これまでにパリ・サンジェルマン、フェイエノールト、PSV、リヴァプールといった各国の名門と勝負を繰り広げ、1勝5敗とトップレベルを身をもって味わってきた。
迎えた22日には、リーグフェイズ第7節でミランと『サン・シーロ』で対戦。ビッグイヤーを7度も手にしている“ロッソネロ”に対して、MFビクトル・ツィガンコフやMFドニー・ファン・デ・ベークらにビッグチャンスが訪れたものの仕留めきれず。最終的に、FWラファエル・レオンに許した先制点が決勝点となり、0-1で敗北。この結果、最終節を前にリーグフェイズ敗退が決定した。
試合後、ミチェル監督は手応えを口にしつつも、ミスや経験値が敗因と指摘。失点シーンでは、センターサークル付近から攻撃に出ようとしたところでパスカットされ、そのままカウンターを喰らったわけだが、同指揮官は「良い試合だった。それでも、チャンピオンズリーグは我々のミスや経験不足を理由に罰を与えてくる。ビッグチームとの対戦では、そのトランジションをいかに守るかが難しい。チームはいいプレーをしていたし、3、4回は明確なチャンスがあったけど、入らなかった。我々はもっと良い結果に値したはずだ」と悔しさを滲ませた。
また、ミチェル監督は「我々は、(試合の)主役になろうとしている。しかし今は、そのスタイルが結果に結びついていない。今年はボールを保持しているものの、ビッグチームに苦しめられている。アトレティコ、バルサ、マドリーに罰を課されたようにね。同じようなことは、チャンピオンズリーグでも起こった」と吐露。続けて「我々は自分たちのスタイルを貫こうと努力し、競争してきたが、良い結果を出すには十分ではなかった」と対戦相手が敷いてくる対策を上回ることができていないと述べた。
“夢の舞台”での冒険は、ひとまずあと1試合に。「チャンピオンズリーグの試合はすべて贈り物」と噛み締めるミチェル監督は、「もっと良い結果を残せたはず。勝てた試合は2、3試合あったと思う。ここで良い成績を収めるチャンスを逃してしまった」と悔恨しつつも、「この試合とアーセナル戦はファンが楽しむためのもの」と最後まで見るものを魅了するスペクタルなスタイルで戦うことを誓っている。
見続けた夢から覚めるときが、まもなく訪れる。ラ・リーガで躍進を遂げ、初のチャンピオンズリーグを戦った後、ジローナは悔しさを原動力に新たなる夢へと歩み始める。まずは、29日の最終節アーセナル戦を勝利で飾り、良いスタートを切りたいところだ。
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By サッカーキング編集部
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