マケドニア戦を振り返ったデル・ボスケ監督 [写真]=Getty Images
ユーロ2016予選のグループC初戦が8日に行われ、スペイン代表とマケドニア代表が対戦。ユーロ2連覇中のスペインが5-1で快勝し、白星スタートを切った。
試合後、スペインのビセンテ・デル・ボスケ監督が記者会見に応じた。スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。
デル・ボスケ監督は、初戦で勝ち点3を奪えたことに満足している。
「最も大事なのは、勝ち点3を手にしてスタートできたことだ。我々のプレースタイルをもっと長い時間続けていくことが私の好みだが、チームパフォーマンスは良かった。コンビネーションと多くのオプションを手にしていた」
「我々は(ブラジル)ワールドカップで自分たちの信頼を少し失ってしまった。そのことはわかっていたし、それ(信頼)を少しずつ回復していくしかない。そのために最も良いのはピッチでプレーして実証することで、言葉ではない。目的はユーロ2016の本大会に出場するために、予選でポイントを積み重ねていくことだ」
またデル・ボスケ監督は、マケドニア戦のチームパフォーマンスについては具体的に以下のように話した。
「縦への攻撃が多かった。マケドニアは我々をオープンな打ち合いに招き、ピッチを広く使おうとしていた。そのことで、私たちは得点するチャンスを多く手にすることができた」
さらに、先発出場したレアル・マドリード所属GKイケル・カシージャスについては、 「私たちはそれぞれの試合(フランス戦とマケドニア戦)で1人のGKを使ってきたし、私たちは2人のGK(カシージャスとマンチェスター・Uのダビド・デ・ヘア)に満足している。イケルとデ・ヘアはとても良いレベルにある」と話した。そして、チーム2点目を決めたバレンシアFWパコ・アルカセルについて、「皆が期待していたことを、彼はなし遂げた。良い動きをしていたし、ゴールを決めた。我々は、彼の進化をバレンシアでも追うことができた」と、話した。