スペイン代表初ゴールを決めたジエゴ・コスタ [写真]=Getty Images
スペイン代表は12日、ユーロ2016予選でルクセンブルク代表と対戦し、4-0で勝利を収めた。69分に待望の代表初得点を決めたチェルシー所属のFWジエゴ・コスタは「(点を決めるのに)苦労したけど、プレッシャーを取り除くことができた」と語った。スペイン国営放送『TVE』でのコメントをスペイン紙『マルカ』が伝えている。
ルクセンブルク戦でスペイン代表として初めての得点を決めたジエゴ・コスタは、次のように話した。
「得点をできなかったことをとても不快に感じていた。すごく自分にうんざりしていたんだ。これからはいい結果が出ることを願っているよ」
またジエゴ・コスタは自分を信頼し、起用し続けてくれたスペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ監督に感謝の意を示し、こう続けた。
「1試合1試合が僕であることを実証する新たなチャンスだ。今からは全てがとてもうまくいくようになればいいなと思っている」
一方、デル・ボスケ監督はまだ得点を決めることができないでいたジエゴ・コスタに対し、ハーフタイムに声をかけていたことを明かした。
「ジエゴ・コスタが、ゴールを決めることにとても関心を持ち、私たちの信頼にゴールで応えたいと望んでいたことは事実だ。彼はグループの中にいることを好んでいるし、彼の全力でのプレー、マークを外す動きを私たちは称賛している。ジエゴ・コスタはマークを外し、スペースを創るパコ・アルカセルと意志の疎通がとれていた。ハーフタイムにジエゴ・コスタには逆上しないように言った。なぜなら、全ていい方向に進んでいたし、落ち着いていれば、喜びはやってくるからだ」
スペイン国籍を持つブラジル人ストライカーの代表初ゴールの背景にはデル・ボスケの助言があった。