ドイツはポーランドに史上初の敗戦 [写真]=Bongarts/Getty Images
ユーロ2016予選が11日に各地で行われ、グループDではポーランド代表がドイツ代表と対戦。圧倒的な強さを見せたドイツ代表の猛攻を耐え抜き、ポーランド代表が2-0で勝利している。
同カード19回目の対戦で初の敗北を味わったドイツ代表について、同国の大衆紙『ビルト』は翌12日に採点と寸評を掲載した(1が最高、6が最低)。
GK
マヌエル・ノイアー
採点:5
寸評:我々のキャプテンは55分の失点までほとんど仕事をする機会がなかった。それはブンデスリーガでも経験済みだろう。しかしブンデスリーガでの彼が、このようなミスをすることはなかった。
DF
アントニオ・リュディガー
採点:4
寸評:シュトゥットガルトのヤングプレーヤーである彼は、右サイドバックとして定位置を確保するチャンスを十分に利用できなかった。堅い守備を見せたが、ビルドアップへの貢献は乏しかった。
マッツ・フンメルス
採点:4
寸評:(所属クラブでは)実戦経験が少ないが、後方では存在感を発揮。多くのパスを前線に供給した。
ジェローム・ボアテング
採点:5
寸評:ブラジル・ワールドカップでの状態からは程遠い。序盤は良かったが、先制点を失った場面での彼は、観衆の1人だった。
エリック・ドゥルム
採点:6
寸評:守備での仕事はまずまずだが、全く前に出なかった。ワールドカップ優勝チームの一員としては働きが少なすぎる。
MF
クリストフ・クラマー
採点:4
寸評:走ることに関しては足りなかったが、彼が見せたアイディアは何度か良いものがあった。
トニ・クロース
採点:3
寸評:チームの根幹。素晴らしいパスに、正確なフリーキック。ただしシュートの正確さは、いつもの彼ではなかった。
カリム・ベララビ
採点:3
寸評:このニューカマーこそ我々のベストプレーヤーだ。ヨアヒム・レーヴ政権下で73番目のデビューを飾った彼は、この試合で最も目立った選手。チャンスを得点に結び付けられなかったのは残念でならない。
マリオ・ゲッツェ
採点:4
寸評:メスト・エジルの代わりとしてトップ下に入った彼は、勇気を持ってドリブルを挑み、自らシュートも放った。
アンドレ・シュールレ
採点:5
寸評:彼のターボはどこに行ってしまったのだろう? チェルシーで見せている彼の姿はそこにはなかった。39分にミュラーへ出したパスだけが見せ場。
ユリアン・ドラクスラー
採点:4
寸評:先発予定だったが、風邪のため71分から出場。見せ場はなかった。
FW
トーマス・ミュラー
採点:5
寸評:ゲッツェの代わりに1トップへ。しかし全くの無害な選手だった。
※MFルーカス・ポドルスキとFWマックス・クルーゼは出場時間が短いため採点と寸評はなし。