代表デビュー戦で得点を決めたFWペッレ [写真]=Getty Images
ユーロ予選第3節が13日に行われ、グループHではマルタ代表とイタリア代表が対戦した。
ユーロ予選2連勝と好スタートのイタリアは、GKジャンルイジ・ブッフォンのほか、ジョルジョ・キエッリーニやクラウディオ・マルキージオ、チーロ・インモービレ、そして代表デビューとなるグラツィアーノ・ペッレが先発メンバーに名を連ねた。
イタリアは18分、左サイドからのクロスにペッレが飛び込み、ヘディングシュートを放ったもののクロスバーを直撃。直後に得た左CKからキエッリーニが狙ったヘディングシュートも右ポストに阻まれ、なかなか均衡を破れなかった。
先制点は24分に生まれた。左CKをニアサイドのレオナルド・ボヌッチが頭で合わせると、一時は相手GKに阻まれたものの、ゴール前での混戦から最後はペッレが押し込んでゴールネットを揺らした。代表初出場のペッレがデビュー戦で初得点を記録し、イタリアが1点をリード。28分にはマルタに退場者が出たため、数的優位に立って前半を終えた。
イタリアは後半、追加点を挙げることができずに試合は終盤へ。73分、センターサークル付近から後方へ出したパスがミスとなって相手に奪われると、ユニフォームを引っ張って突破を阻止したボヌッチが一発退場となる。
10人対10人での戦いとなったが、以降は互いにゴールネットを揺らすことはなく、試合は1-0で終了。イタリアは追加点こそ挙げられなかったもののマルタを完封し、最少得点差で辛勝した。
【得点者】
0-1 24分 グラツィアーノ・ペッレ(イタリア代表)