ピッチサイドで檄を飛ばすコールマン監督 [写真]=Getty Images
ウェールズ代表は13日、ユーロ2016予選グループB第3節でキプロス代表と対戦し2-1で勝利した。ウェールズ代表を率いるクリス・コールマン監督は、退場者を出した後もチームが貪欲な姿勢を見せたことに満足感を示している。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えた。
ホームにキプロス代表を向かえたウェールズ代表は、13分にMFデイヴィッド・コッテリル、23分にMFハル・ロブソン・カヌが得点を奪う。その後、前半のうちに1点を返されると、47分にMFアンディ・キングが一発退場となり、ウェールズ代表は数的不利に陥る。しかし、1点のリードを守り切り試合終了を迎え、勝ち点3を獲得した。
コールマン監督は、退場者を出したシーンを振り返り、厳しい戦いを強いられた中で、選手たちが見せた戦う姿勢を称えた。
「本当に心臓が飛び出すかと思った。レッドカードが出された瞬間、我々は窮地に立たされてしまったと思ったね。2-0になってから3点目、4点目を奪う必要があったのだ。リードしてからは少しずさんな戦い方になってしまった。だからこそ(レッドカードを提示されて)より難しい試合になると思った。総崩れもあり得る状況だったね」
「ハーフタイムではもっと落ち着いて自分たちのプレーを見せようと伝えていたが、その矢先に退場者を出してしまった。本当に難しい試合だったが、それでも選手たちへの信頼が揺らぐことはなかった。このチームは誰もが貪欲で、次の点を欲している。今日の勝ち点3はとても大きなものだよ」
ウェールズ代表は、ユーロ2016予選の初戦でアンドラ代表に2-1で勝利。第2節のボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表との対戦ではスコアレスドローに終わったが、第3節のキプロス戦で勝利し、勝ち点7でグル-プBの首位をキープしている。
(記事/超ワールドサッカー)