後半ATに同点弾を喫しアイルランドに引き分けたドイツ代 [写真]=Bongarts/Getty Images
ユーロ2016予選が14日に各地で行われ、グループD第3節ではドイツ代表がシャルケのホーム、フェルティンス・アレーナでアイルランド代表と対戦し1-1で引き分けた。
ドイツ代表は71分にMFトニ・クロースのゴールで先制点しながらも、ロスタイムの94分に失点し、まさかのドローとなった。これで同代表は予選3試合で1勝1分1敗の3位となっている。
この試合結果を受け、ドイツ紙『ビルト』は翌15日に採点と寸評を掲載した。(1が最高、6が最低)
■『ビルト』による採点と寸評
▼GK
マヌエル・ノイアー(バイエルン)
フル出場
採点:3
寸評:前半は仕事がなく、ユニフォームには汗も芝生も付いていなかった。失点の場面はどうしようもない。
▼DF
ジェローム・ボアテング(バイエルン)
フル出場
採点:3
寸評:フンメルスと共にDFのリーダー的存在。ポジショニングが良かった。
マッツ・フンメルス(ドルトムント)
フル出場
採点:4
寸評:ヨギー(レーヴ監督の愛称)サッカーのリーダーは、広い視野を持ち、アイディアも良かった。だが失点の場面では寄せが遅かった。
エリック・ドゥルム(ドルトムント)
フル出場
採点:4
寸評:開始5分、32mの弾丸シュートを放ったがバーを直撃。85分にはピンチも救ったが、その他の場面では精彩を欠いた。
アントニオ・リュディガー(シュトゥットガルト)
フル出場
採点:4
寸評:(ポーランド代表に)0-2で負けたワルシャワでの試合よりも勇気を持ちオフェンシブにプレーしていた。だが1対1の場面ではナイーブだ。
▼MF
トニ・クロース(レアル・マドリード/スペイン)
フル出場
採点:3
寸評:光と影。もっと試合にテンポをつけなければならなかった。後半1人で守備的MFを務めさせられたが、よくやっていた。
マティアス・ギンター(ドルトムント)
先発出場、46分に途中交代
採点:5
寸評:不安定でミスが多い彼は、世界王者という荷は重い。彼が試合を遅くした。
カリム・ベララビ(レヴァークーゼン)
先発出場、86分に途中交代
採点:4
寸評:ゲームでスピード溢れるプレーを見せた唯一の選手だが、中に入っていくのが早すぎた。レーヴの下では今後も使われていくだろう。
マリオ・ゲッツェ(バイエルン)
フル出場
採点:4
寸評:動きは多かった。だがスピードがなかった。前へパスをせずに、下げてばかり。前半、1対1に勝ったのはたった1回だけだ。
ユリアン・ドラクスラー(シャルケ)
先発出場、70分に途中交代
採点:5
寸評:左サイドは彼には合わない。中央のポジションでなら、よりプレッシャーを与えることができていた。
ルーカス・ポドルスキ(アーセナル/イングランド)
46分より途中出場
採点:3
寸評:代表120試合目の彼は、プレーする喜びを持っており、相手にとって危険な選手だった。
セバスティアン・ルディ(ホッフェンハイム)
86分より途中出場
※プレー時間が短く、採点・寸評はなし
▼FW
トーマス・ミュラー(バイエルン)
フル出場
採点:5
寸評:今シーズン既に公式戦14試合(クラブ10試合、代表4試合)に出場した彼は疲れている。プレーしすぎだ。
マックス・クルーゼ(ボルシアMG)
70分より途中出場
採点:5
寸評:(70分に)交代で登場したが目立たなかった。何も示せなかった。