D・コスタの招集について語ったデル・ボスケ監督 [写真]=Getty Images
スペイン代表を率いるビセンテ・デル・ボスケ監督が、チェルシー所属FWジエゴ・コスタの同国代表への招集について、自身の見解を示した。スペイン紙『アス』がコメントを掲載している。
9月4日に行われたフランス代表との国際親善試合に招集されたジエゴ・コスタは、左太ももの裏を負傷してスペイン代表から離脱した。
シーズン序盤から筋肉系の負傷に悩まされていた同選手について、所属元であるチェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は「代表に合流せず、残って治療することが賢明だ」との見解を示していた。しかし、デル・ボスケ監督は10月のユーロ2016予選にジエゴ・コスタを招集している。
9月に行われた代表戦を振り返ったデル・ボスケ監督は、選手がプレーできる状態ならば、代表チームに招集された以上はプレーしなければいけないと自身の考えを述べた。
「私がジエゴ・コスタだけでなく他の選手にも伝えたのは、『プレーできる状態でないのならプレーさせない』ということ。しかし、(プレー)できる状態ならば、代表選手としてプレーしなければいけないということだ。彼の筋肉に関する負傷は証明することが難しかった」
「だからこそ、それほど難しい判断ではない。彼がプレーできると判断したからパリ(フランス代表との親善試合)で起用した。しかし、(ユーロ2016予選の)マケドニア代表戦ではプレーできないと言っていたのでクラブに返したのだ」
(記事/超ワールドサッカー)