イタリアのファンに謝罪を表明したニコ・コヴァチ監督 [写真]＝Getty Images
ユーロ2016予選が16日に各地で行われ、グループHのクロアチア代表は敵地でイタリア代表と戦い1－1で引き分けた。試合後、チームを率いるニコ・コヴァチ監督が、サポーターの問題について言及した。イギリス紙『ガーディアン』がコメントを伝えている。
同試合では、試合終盤にクロアチアのサポーターが大量の発煙筒をピッチに投げ込み、試合が一時中断されていた。
自国のサポーターが起こしてしまった問題についてコヴァチ監督は「初めて起きたことではない。そして事故でもない。連盟は問題解決に向け、処分を下すだろう。今回の出来事をとらえた画像は、クロアチアという国に悪いイメージを植え付けてしまう」と述べ、今回サポーターが起こした問題によって、クロアチア国民に対する悪い印象が世界中に広がることを危惧し、速やかに処分が下されることを望んだ。
続けて「恥ずべきことだし、イタリア人のファンに謝罪する。家族や子どもたちも観戦に訪れていたのに…」と、サポーターに代わってイタリア国民に謝罪を表明している。