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称賛を集めるイスコ、宿敵バルサ寄りのメディアも「救世主」

2014.11.17

ベラルーシ戦で先制ゴールを決めたスペイン代表MFイスコ(右)[写真]=Getty Images

 ユーロ予選2016が15日に行われ、ホームでベラルーシ代表に3-0で快勝したスペイン代表。この試合で最も目立った選手と言えば、先制点を挙げるなどチームの中心として攻撃陣をけん引したレアル・マドリードのMFイスコだろう。

 スペイン代表ではユース世代からのチームメイトであり、昨シーズンは一緒にプレーしたユヴェントスのFWアルバロ・モラタから、「まるでスパイクに接着剤がついているかのようだ」と、繊細かつ正確なボール扱いを驚嘆されたイスコ。国内外の数多くのメディアからも称賛を集めており、宿敵バルセロナ寄りのスペイン紙『Mundo Deportivo』でさえも、類稀なプレーを手放しで褒め称えた。

「スペイン代表は新しい姿を披露した。そう言わせる存在がイスコだ。彼は、代表が成功を取り戻すために待ち望んでいた、スペイン・フットボール界の救世主だ」

 とはいえ、スペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ監督から、「とても良いパフォーマンスを見せた。あまりにエレガントなプレーをしたがっていたがね」と、高評価だけではなく注文も付けられたイスコは、今後の更なる成長に向けて謙虚な姿勢を示した。

「僕は自分自身もサポーターも楽しめるようなプレーをしたいと思っている。しかし、今回はあまりにも上品にプレーし過ぎてしまったので、そういった点から学んでいきたい」

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