クラシコで得点を挙げたバルサDFマテュー [写真]=FC Barcelona via Getty Images
フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督が23日に会見を行い、自身が選出した同代表メンバーについて言及した。同日、フランス国営放送『フランスTV SPORT』がコメントを伝えている。
22日に行われた、リーガ・エスパニョーラ第28節バルセロナ対レアル・マドリードの“クラシコ”で、バルセロナDFジェレミー・マテューが先制点を決めた。同選手が“クラシコ”で好プレーを見せたものの、デシャン監督が選出したメンバーには選ばれていなかった。
これについて問われた同監督は「あなた方(メディア)は、私がマテューを選出しなかったことは、良くない選択だと言うだろう。それには一理ある」と、同選手が良いプレーを披露したことを認めた。一方で「私はすでに選手を選んでいた。私は彼らを信じている」と、自身が選出した選手への信頼を述べている。
続けて「私はマテューを非難する気は全くない。ただ私が選んだ時点では、彼は代表に入るには少しプレーの質が足りなかった。そしてその後、彼は素晴らしいプレーを披露した」と、レアル・マドリード戦までは十分なプレーが出来ていなかったと指摘。
最後に、マテューに対し「彼はCBとしてプレーし始めたばかりだ。後は継続してプレーすることだ」と、プレーの継続性を求めている。
フランス代表は、26日にブラジル代表と、29日にデンマーク代表との国際親善試合に臨む。