ウェールズ代表を牽引するベイル 【写真】=Getty Images
ユーロ2016予選が28日に行われ、グループBではイスラエル代表とウェールズ代表が対戦した。
3連勝でグループBの首位に立つイスラエルと2勝2分けで無敗のウェールズの上位対決となったこの試合。
最初に均衡を破ったのは、敵地に乗り込んだウェールズだった。前半アディショナルタイム1分、ゴール前にロングボールが送られると、ガレス・ベイルが頭で折り返し、中央のアーロン・ラムジーがヘディングシュート。これがGKの頭上を越え、ゴールネットに吸い込まれた。このまま1-0でウェールズがリードし、前半を折り返す。
後半開始早々、再びチャンスを迎えたのはウェールズ。50分、ペナルティエリア手前右の位置でFKを獲得すると、キッカーはベイル。ゆっくりとした助走から放たれたボールは、壁の上を越えて、ゴール右上に決まった。
続く77分、ウェールズは左サイドから攻めこむと、ペナルティエリア左に侵入したラムジーが中央へ折り返しのパス。走りこんだベイルが、左足で豪快に蹴りこみ、ウェールズがリードを3点に広げた。所属クラブのレアル・マドリードでは批判にさらされているベイルだが、その鬱憤を晴らすかのような2ゴール1アシストの活躍を披露。
このまま試合は終了し、ウェールズが3-0でイスラエルを下し、グループB首位に浮上した。
【得点者】
0-1 45+1分 アーロン・ラムジー(ウェールズ代表)
0-2 50分 ガレス・ベイル(ウェールズ代表)
0-3 77分 ガレス・ベイル(ウェールズ代表)