先制点を挙げたドイツ代表のMFロイス(右)[写真]=Bongarts/Getty Images
ユーロ2016予選が29日に行われ、グループDではグルジア代表とドイツ代表が対戦した。
ドイツはここまで2勝1分け1敗で勝ち点7。グループ1位のポーランド代表に差を広げられないためにも負けられない試合となる。対するグルジアは1勝3敗で勝ち点3。グループリーグ突破の可能性をつなぐための一戦に臨んだ。
ドイツは立ち上がりから、マリオ・ゲッツェ、マルコ・ロイスを中心にグルジアゴール迫る。先制点を奪ったのも、ドイツだった。39分、ゲッツェがボールをキープして、ラストパス。パスを受けたロイスが落ち着いてゴールに流し込んで、先制に成功する。
前半終了間際の44分、メスト・エジルからのパスを受けたトーマス・ミュラーがグルジアDFと交錯しながらも、右足を振り抜きゴールを挙げた。ドイツは前半を2点リードで折り返した。
後半もボールを支配しながら、追加点を狙うドイツ。60分には右サイドからのクロスをロイスがダイレクトで合わせるも、シュートはポストに直撃。72分には、裏に抜け出したロイスが中央にラストパスを送るが、ミュラーは合わせられず。追加点を奪うことができなかったものの、ドイツが2-0で勝利を収めた。
次節、ドイツはアウェーでジブラルタルと対戦。一方、ドイツに敗れたグルジアは、グループD首位のポーランドとのアウェー戦に臨む。
【スコア】
グルジア代表 0-2 ドイツ代表