ベラルーシ戦で決勝点を挙げたスペイン代表のシルバ[写真]=Getty Images
現地14日に行われたユーロ予選第6節、アウェーでベラルーシ代表と対戦したスペイン代表はMFダビド・シルバのゴールにより1-0で勝利した。
この試合、ボールを圧倒的に支配しながらも、ベラルーシ代表のGKアンドレイ・ゴルブノフを中心とした守備陣からなかなか点が奪えなかったスペイン代表。前半終了間際に値千金の決勝点を叩き出したシルバは、試合後のインタビューで勝利に安堵の表情を見せた。
「今日は苦労させられたけれども、何本も決定機を作り出すことができた。ベラルーシのGKが非常に良かったため1点しか取れなかったが、重要なのは勝利を収められたことだ」
シルバはまた、後半のビッグセーブにより自身と共に勝利の立役者となった主将のGKイケル・カシージャスに絶大の信頼を寄せた。
「カシージャスは偉大なGKであり、僕達にとっては最強の守護神だ。それ以上は何も言うことはないね」
これにより、6戦全勝のスロバキア代表が首位、5勝1敗のスペイン代表が3ポイント差の2位、4勝2敗のウクライナ代表がさらに3ポイント差の3位と、上位3チームが完全に抜け出した形となったグループC。自動的に本大会出場が決まるグループ2位以内の座を3チームが争う展開となったが、シルバは9月5日にホームで行われるスロバキア代表との頂上対決でのグループ首位奪還に意欲を示した。
「僕達は難しいグループで好ポジションに着けていると個人的には考えている。スロバキアもウクライナも取りこぼしてくれないが、僕らはグループ首位通過を自力で決められる状況にある。今日は大事な試合で結果を残せたので、気分良くバケーションを迎えられる。しっかりと疲れを取ったうえ、9月の代表戦に頭を集中させたい」