イタリア戦の行われたポリュド・スタジアム [写真]=Getty Images
UEFA(欧州サッカー連盟)は、ユーロ2016予選出場中のクロアチア代表に勝ち点剥奪の処分を科したと発表した。23日、同連盟公式サイト『UEFA.com』が伝えている。
問題となったのは6月12日に行われた同予選のイタリア代表戦のこと。試合が行われたポリュド・スタジアムのピッチ上に、政治的主張の読み取れるマークが出現していた。
審議にかけられた結果、クロアチアは勝ち点1を失うことが決定した。
また勝ち点剥奪の他にも、同代表には今後2試合のホームゲームを無観客で行うこと、同予選でポリュド・スタジアムを使用しないこと、10万ユーロ(約1360万円)の罰金を支払うことも言い渡されている。
今回の処分により勝ち点を13とするも、いまだにグループHの首位を維持しているクロアチア代表は、9月3日に行われるユーロ2016予選でアゼルバイジャン代表と対戦する。