昨季途中まではカリアリを率いていたゼマン監督 [写真]=Getty Images
スイス・スーパーリーグのルガーノで指揮を執るズデネク・ゼマン氏が、イタリア代表に苦言を呈した。
イタリアはユーロ2016予選で3日にマルタ代表と、6日にはブルガリア代表と対戦し2試合とも1-0で勝利を収めた。しかし、格下のマルタ相手に低調なパフォーマンスに終わったことで批判が集まっている。
かつてローマやカリアリの監督を務め、攻撃サッカーを標榜するゼマン氏は、ブルガリア戦後にイタリアメディア『Rai』のインタビューに応えた。
同氏は3日に行われた試合を振り返り、「マルタとの一戦は、子供たちに見せてはいけない試合だ。5-0で終わるような対戦だったが、わずか1点しか奪えなかった」と容赦なく批判。
一方で、同じ1-0のスコアに終わったブルガリア戦については、「マルタ戦に比べると何かしら見応えがあった」と評し、マルタ戦から若干の成長が感じられたと語っている。