ルクセンブルク代表チーム(写真は2013年のもの) [写真]=Getty Images
ユーロ2016予選に参加しているルクセンブルク代表が、食中毒に苦しめられていることが明らかになった。8日付のイギリス紙『デイリー・メール』など各紙が報じている。
ルクセンブルクはスペインなどと同組のグループCで現在5位につけている。5日のマケドニア代表戦で予選初勝利を収めたが、プレーオフ出場権内の3位ウクライナとの勝ち点差は11離れており、突破の可能性は消滅した。
少しでも上の順位で予選を終えることを目標とするチームは、8日に行われる4位ベラルーシ代表戦に向けてトレーニングを行っていたが、思わぬ事態に見舞われてしまった。6日の夜から、招集されている20名のうち、16名の選手が腹痛を訴えるという緊急事態に陥った。
原因は6日の夜に夕食として出されたスパゲッティにあったようで、16名は食中毒になってしまったようだ。ルクセンブルク・サッカー協会の広報のマルク・ディーデリッヒ氏は、選手たちが酷い腹痛に悩まされ、トイレで何時間も過ごしていることを明かした。
なお、協会はUEFA(欧州サッカー連盟)とも連絡を取り合っており、UEFAも状況は把握しているが、試合は通常通り行われる予定だという。