得点を喜ぶスペイン代表の選手たち [写真]=Getty Images
ユーロ2016予選第9節が9日に行われ、グループCではスペイン代表とルクセンブルク代表が対戦した。
ここまでの予選8試合を7勝1敗で終え、本戦出場に王手をかけていたスペイン。この日は勝点4で5位に沈むルクセンブルクをホームに迎えた。
試合は前半からスペインにアクシデントが発生する。11分、相手選手のスライディングタックルを受けたダビド・シルバが負傷交代。さらに33分にはクロスボールに飛び込んで相手選手と接触したアルバロ・モラタが左足を痛めてピッチから退いた。
そんな不穏な空気を一掃したのはサンティ・カソルラだった。前半終了間際の42分、ペドロ・ロドリゲスが放ったシュートはGKジョナタン・ジュベールに防がれたが、こぼれ球をカソルラがゴール左下に蹴り込み、スペインが先制する。
後半に入ると、モラタに替わって途中出場を果たしたパコ・アルカセルが持ち前の決定力を発揮する。67分、セスク・ファブレガスからスルーパスを受けると、エリア内中央へ抜け出し、GKとの一対一を制して追加点。80分にはジョルディ・アルバからの折り返しを押し込み、チームにとっての3点目を奪った。
スペインは85分にもカソルラがダメ押しゴールを決め、4-0でルクセンブルクを破った。これで勝点を24に伸ばしたスペインは2位以内を確定させ、6大会連続10回目のユーロ本戦出場を決めている。
12日に行われる最終節、スペインは敵地でウクライナと、ルクセンブルクはスロヴァキアと対戦する。
【スコア】
スペイン代表 4-0 ルクセンブルク代表
【得点者】
1-0 42分 サンティ・カソルラ(スペイン代表)
2-0 67分 パコ・アルカセル(スペイン代表)
3-0 80分 パコ・アルカセル(スペイン代表)
4-0 85分 サンティ・カソルラ(スペイン代表)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト