ゴールを喜ぶイタリア代表の選手たち [写真]=Getty Images
ユーロ2016予選が10日に行われ、アゼルバイジャン代表とイタリア代表が対戦した。
グループHで首位に立つイタリアは残り2試合で1勝すれば本大会出場が確定。一方のアゼルバイジャンはすでに予選敗退が決まっている。
試合が動いたのは11分。中盤でパスを繋いだイタリアはマルコ・ヴェラッティが最前線に長いスルーパスを送ると、エデルがDFラインの裏に抜け出し、GKとの1対1を冷静に制してゴールネットを揺らした。
先制に成功したイタリアだったが、31分にミスから同点ゴールを許してしまう。ロングボールに対応したジョルジョ・キエッリーニのクリアが中途半端になると、カバーに入ったレオナルド・ボヌッチもクリアしきれず、エリア手前にこぼれたボールをアゼルバイジャンのディミトリ・ナザロフが右足でゴール右に沈めた。
しかし43分、イタリアが前半のうちに再びリードを手にする。エデルからのスルーパスでエリア内右に抜けだしたアントニオ・カンドレーヴァは、飛び出したGKの位置を見て中央へのラストパスを選択。これをステファン・エル・シャーラウィが無人のゴールに流し込んだ。
後半に入ってもイタリアが主導権を握ると61分、自陣からのロングボールでDFラインの裏に抜けだしたエデルがGKの頭上を超えるループシュートを放ったが、カバーに戻ったDFがゴールライン上でなんとかクリアし、追加点とはならなかった。それでも65分、高い位置でボールを奪ったマッテオ・ダルミアンがゴール正面から強烈なミドルシュートを突き刺し、イタリアがリードを2点に広げる。
終盤も攻め続けたイタリアは、チャンスを作ったものの4点目は決まらず試合はこのまま終了。3-1でアゼルバイジャンに快勝を収めたイタリアが6大会連続のユーロ本戦出場を決めた。
【スコア】
アゼルバイジャン代表 1-3 イタリア代表
【得点者】
0-1 11分 エデル(イタリア代表)
1-1 31分 ディミトリ・ナザロフ(アゼルバイジャン代表)
1-2 43分 ステファン・エル・シャーラウィ(イタリア代表)
1-3 65分 マッテオ・ダルミアン(イタリア代表)
By サッカーキング編集部
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