ジョージア戦でゴールを祝うドイツの選手たち [写真]=Bongarts/Getty Images
ユーロ2016予選の最終節が11日に行われ、ドイツ代表とジョージア代表が対戦した。
グループDで首位に立つドイツは、前節アイルランド代表に敗れ、予選突破がお預けとなっていたが、この試合で勝ち点を1積み上げれば2位以上が確定する。一方、ジョージアはすでに敗退が決まっている。
序盤から攻勢に出たドイツは2分、クロスボールのこぼれ球を拾ったトーマス・ミュラーがエリア内右から右足のハーフボレーでゴールを脅かすと、10分にはイルカイ・ギュンドアンとマルコ・ロイスが立て続けにミドルシュートを狙ったが、いずれもGKのセーブに阻まれた。さらに12分には、メスト・エジル、ミュラーとつないでロイスがGKと1対1の場面を迎えたが、シュートを枠の上に大きく外してしまい先制点とはならない。
攻め続けるドイツにゴールが生まれたのは後半に入った50分。エリア手前右でボールを受けたエジルがドリブルを仕掛けると、エリア内で倒されPKを獲得。これをミュラーがゴール右下にきっちり決めた。ところが53分、ジョージアがすぐに試合を振り出しに戻す。右からのCKがクリアされてこぼれたボールをエリア外のジャバ・カンカヴァが左足ボレーで狙うと、シュートがゴール左に吸い込まれた。
同点とされたドイツだったが79分に再び勝ち越しに成功する。エリア手前左のエジルがゴール前にグラウンダーのパスを通すと、途中出場のマックス・クルーゼが左足でシュートを流し込み、スコアを2-1とした。その後も攻め続けたドイツだったが追加点は生まれず試合はこのまま終了。最終節を勝利で締めくくったドイツが、グループD首位通過を決めている。
【スコア】
ドイツ代表 2-1 ジョージア代表
【得点者】
1-0 50分 トーマス・ミュラー(PK)(ドイツ代表)
1-1 53分 ジャバ・カンカヴァ(ジョージア代表)
2-1 79分 マックス・クルーゼ(ドイツ代表)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト