ユーロ2016は今夏フランスで開催される [写真]=Getty Images
UEFA(ヨーロッパサッカー連盟)は22日、ベルギーの首都ブリュッセルでテロが発生したことを受け、6月にフランスで開催されるユーロ2016に向けた声明を発表した。同日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
今回のテロは、22日現地8時頃、ブリュッセル北東のザベンテムにあるブリュッセル国際空港で2度の爆発が発生。さらにその約1時間後には、ブリュッセル市内にある地下鉄のマルベーク駅でも爆発が起き、複数の犠牲者が出た。昨年11月にはフランス・パリでも同時テロが発生しており、ユーロ開催が不安視されている。
同メディアによると、UEFAは「ブリュッセルでの出来事を受け、安全性とセキュリティをユーロ2016の組織計画の中心に置くことを再確認しました」との声明を発表。
続けて、「大会運営組織はこれまで3年間、安全なトーナメントを行うために最も適切なメカニズムを開発すべく、関係当局と緊密に協力しており、すべての必要な措置が取られることを保証します」と述べた。そのうえで、フランスのベルナール・カズヌーヴ内務大臣は「大会期間中、非常に高いセキュリティレベルが必要になるということを思い出させた」と、今回の事件を受け、より厳重な警備体制が必要だということを改めて強調した。
By サッカーキング編集部
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