ドイツ代表から遠ざかっているドルトムントDFシュメルツァー [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントのハンス・ヨアヒム・ヴァツケ社長が、ドイツ代表のメンバー選考についてヨアヒム・レーヴ監督を批判している。ドイツ紙『ヴェルト』がコメントを伝えた。
ヴァツケ社長がレーヴ監督に苦言を呈した理由は、ドルトムントに所属するDFマルセル・シュメルツァーが2014年3月5日のチリ代表戦を最後にドイツ代表の試合から遠ざかっているため。同年のブラジル・ワールドカップで選外となってからは代表招集の声すらかからなくなっている。
同社長は『ヴェルト』に対し、「シュメルツァーの居場所が代表にないことは、全くもって理解できない」と話し、「国際舞台では経験が非常に重要なものになってくる。果たしてドイツ人の選手で彼よりも国際経験が豊富な左サイドバックがいるのだろうか?」と、6月10日からフランスで開催されるユーロ2016におけるシュメルツァーの必要性を説いた。
そして同社長は、「シュメルツァーがドイツ代表にふさわしいと私が主張する理由は、経験だけではない。今シーズンの彼の働きを見てほしい。シーズンを通じて、とてつもなく高いレベルを維持しているではないか」とコメントしている。
By サッカーキング編集部
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