ユーロ3連覇へ自信を示したデル・ボスケ監督(右) [写真]=Getty Images
国際親善試合が1日に行われ、スペイン代表と韓国代表がオーストリア・ザルツブルクで対戦。スペインが6-1と圧勝した。
スペイン紙『マルカ』は、スペイン代表として2試合目の出場となったDFエクトル・ベジェリン(アーセナル)のプレーを称賛している。右サイドバックの同選手は、まるで同試合がスペイン代表で50戦目のような貫禄のあるパフォーマンスを示した。ファーストタッチで相手の股下を抜くと、後半にはFWノリート(セルタ)の自身2点目となるゴールをアシスト。スピードを活かしてコンスタントに縦に駆け上がり、チームの攻撃に深みをもたらした。フル出場で見せたプレーは、ベジェリンがスペイン代表の右サイドバックを務められることを証明するものだった。
また試合後、スペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ監督は「我々は容易に、そして確実にプレーをしていた。大きな苦境を迎えることはなかった。試合を支配していたよ」と勝利を振り返り、以下のように語った。
「我々はユーロの優勝候補だ。なぜなら4年前にも我々は勝ちに行き、タイトルを制したからだ。他にも優勝候補のチームはあるが、我々の夢は再び王者になることだ」
ユーロ2016の開幕が近づく中、スペイン代表の調整は順調に進んでいる。デル・ボスケ監督は「ここ数日で我々は進歩している。今は良い時期にあると思う。選手たちは長く厳しいシーズンを過ごしたが、最高のコンディションで挑めるように準備をしている。ユーロを始める準備はできている。しかし、勝つことはまた別の話だ。とても多くのライバルがおり、サッカーの面では全てのチームの実力が似通っている」と展望を語っている。
スペイン代表は7日にジョージアとの国際親善試合を実施。ユーロ2016ではグループDに所属し、6月13日の初戦でチェコ、同17日の第2戦でトルコ、同21日の第3戦でクロアチアと対戦する。
By サッカーキング編集部
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