マンチェスター・Cの熱狂的ファンとして知られるギャラガー氏だが、イングランド代表には興味がないことを明かした[写真]=Getty Images
開催国としてベスト4入りした1996年大会以来となる上位進出に期待が掛かるイングランド代表を筆頭に、揃って初出場を決めたウェールズ代表に北アイルランド代表と、構成する4カ国のうちスコットランド代表を除く3ヶ国がユーロ2016に臨むイギリス。
このうちイングランド代表とウェールズ代表がグループBで同居するなど話題を集める中、イギリスの国民的ロックバンドで世界的に人気を博したオアシスの元ギタリスト兼ボーカリストのノエル・ギャラガーが、母国の代表に対して得意の毒舌を吐いた。
生まれ故郷のクラブであるマンチェスター・シティの熱狂的なファンとして知られるノエル。だが、母国のイングランド代表には全く興味ないどころか、むしろ近隣3カ国の代表に親近感が沸いているようで、タブロイド紙『Daily Star』とのインタビューで、「ユーロではイングランド以外のイギリスのチームを応援する」と言い放った。
「俺はイングランド代表のファンではない。代表に関してはどのチームにも肩入れしていないが、もしイングランドがスコットランドと試合をしたら、スコットランドを応援するだろう。また、イングランドがアイルランドと試合をしたとしても、アイルランドを応援するだろう。それはウェールズとの試合でも同じだ。俺は自分がイングランド人だとは思っていない。両親はアイルランド人で、妻はスコットランド人だし、子供達も妻の影響でスコットランド人らしさがあるからだ」
ノエルはまた、イングランド代表を毛嫌いする一因として、マンチェスター・シティの選手よりも宿敵であるマンチェスター・ユナイテッドの選手の方が歴史的に多く名を連ねて来た事を挙げている。
「ジョー・ハートは我々のレジェンドだ。イングランドが好成績を収めた場合、彼やラヒーム・スターリングはそれに値するだろう。だが、それ以外の選手はくそったれだ。俺はウェイン・ルーニーなんぞ好きじゃないし、ユナイテッドの連中はイングランドのカラーをした奴ばかりだとみなしている。こんなこだわりがくだらない事くらい分かっているが、これが俺の生き方なのさ」
By WOWOW