PKで先制ゴールを決めたカンドレーヴァ(6番)が祝福される [写真]=Getty Images
国際親善試合が6日に行われ、イタリア代表とフィンランド代表がヴェローナで対戦した。
イタリアはGKサルヴァトーレ・シリグ(パリ・サンジェルマン)やDFジョルジョ・キエッリーニ(ユヴェントス)、MFステファン・エル・シャーラウィ(ローマ)、FWロレンツォ・インシーニェ(ナポリ)らが先発メンバーに名を連ねた。
スコアが動いたのは27分、先制したのはイタリアだった。左サイドからのクロスをファーサイドで受けたアントニオ・カンドレーヴァがドリブルを仕掛け、相手のファウルでPKを獲得。カンドレーヴァが自らキッカーを務め、ゴール右隅へグラウンダーのシュートを決めた。前半は1-0で終了した。
1点リードで迎えた後半、イタリアのアントニオ・コンテ監督は選手交代を繰り返しながら試合を進めていく。63分にダニエレ・デ・ロッシ、64分にステファノ・ストゥラーロ、69分にはアレッサンドロ・フロレンツィをピッチへ送り出した。
そして71分、追加点が生まれた。左サイドからのFKはゴール前でクリアされたが、右サイドに流れたボールをカンドレーヴァが拾い、クロスを上げる。ゴール前で待っていたデ・ロッシがヘディングシュートをゴール右隅へ届けて2点目を決めた。
試合は2-0で終了。イタリアが快勝し、ユーロ2016へ弾みをつけた。同大会ではグループEに入り、13日にベルギー、17日にスウェーデン、22日にアイルランドと対戦する。
【スコア】
イタリア代表 2-0 フィンランド代表
【得点者】
1-0 27分 アントニオ・カンドレーヴァ(PK)(イタリア代表)
2-0 71分 ダニエレ・デ・ロッシ(イタリア代表)
By サッカーキング編集部
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