カシージャス(左)とデ・ヘア(右)、ユーロ2016での正守護神はどちらだろうか [写真]=Getty Images
7日に行われた国際親善試合でジョージア(グルジア)代表と対戦し、スペイン代表は0-1で敗れた。ユーロ2016開幕前最後のテストマッチでFIFAランキング137位の相手に不覚を取る形となった。
ユーロ2016で大会3連覇を目指すスペイン代表にあって、大きな関心事のひとつが正守護神の行方だ。栄光の時代を築いたキャプテンのGKイケル・カシージャス(ポルト)か、プレミアリーグで苦しむマンチェスター・Uで孤軍奮闘するGKダビド・デ・ヘアか。ジョージア戦はデ・ヘアが先発出場したが、格下相手に敗れることとなった。
テストマッチとはいえ、格下相手の敗戦はGKのポジション争いにも大きな影響を与えているようだ。スペイン紙『マルカ』が報じている。
敗戦の影響はSNSですぐに表れた。ツイッターでは、ジョージア戦で出場機会がなかったカシージャスをスタメンにすべきだという#CasillasTitular(カシージャス・スタメンの意味)というワードがツイートされ、すぐさまトレンドとなった。
デ・ヘアが敗戦の直接の要因となったわけではないが、カシージャスを信奉する人、もしくはインターネットで皮肉を言いたい人々が発信し、同選手の先発起用を訴えている模様だ。
ビセンテ・デル・ボスケ監督はユーロ2016での正守護神を決めかねているという。スペインは13日、グループD初戦でチェコと対戦する。果たして、ゴールマウスを守っているのはどちらの選手だろうか。
By サッカーキング編集部
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